『その日のまえに』 重松清

その日のまえに (文春文庫)

その日のまえに (文春文庫)

映画を観ようと思って手にとった1冊。
重松清は、なかなか完読できない作家だったのだけれど、
これはけっこうすいすいと読み進めていけた。
歳とったってことなのかも…。
(基本、重松さんはノスタルジックだと思っているので)
でも、「死」をテーマした話って難しいね。
しらけずにちゃんと読めたし、胸に迫るものもあったけれど、
やっぱりどこか、冷めた目でも見てしまう。
それに、読んでてやっぱりたのしくないし。
好きか嫌いかという点で、減点しちゃった感じです。