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- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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- 作者: 小玉ユキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: コミック
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- 作者: 小玉ユキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/24
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『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』夏石鈴子
- 作者: 夏石鈴子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/12/18
- メディア: 単行本
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まったくもって、この本に出てくる奥様たちとは違う生活を
送っているわたしなんですが、でも読んでいてものすごく痛快。
「女」を書かせたら夏石さんの右に出る人はいないと思う。
『ウフ.』での連載は、たまーに読んでいたのだけれど、
乳ガンになってしまう奥様の話は、そのときにも泣いて、
また再読して泣いてしまった。それは、同情の涙じゃなくて、
女といういきものの切実さに泣けてきたんだと思う。
『魔王』伊坂幸太郎
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/12
- メディア: 文庫
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初・伊坂作品。うーん、まず時代設定がわかりにくーい。
いろいろつまづく部分が多くて、入り込むのに時間がかかっちゃった。
(東野圭吾とくらべてしまうのだけれど、東野さんの作品が
すーっと入っていけるのは、やっぱり構成と文章の技術が優れて
いるんだなあと再認識。)
とはいえ、テーマの選び方には作者の挑戦が感じられて、
そういう部分にファンが付くのはよくわかるかも。
あけまして、今年の読書
昨年は目標の冊数にはとうていおよばず。
読書に割ける時間がなく、ここ数年はめっきり読む量が減ってしまいました。
じつは、マンガもたくさん読んでいるので、
そのまま読みっぱなしはもったいないということで、
今年から記録していこうかなと思います。
細々更新で、がんばろうっと。
『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない 』 町山智浩
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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国際問題についてうとーいわたし。
アメリカのことがよーーくわかりました。
いや、あんまりわかった気になっちゃうのもよくないのかも。
おもしろかったです。ああ、稚拙な感想で失礼。
『その日のまえに』 重松清
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: 文庫
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映画を観ようと思って手にとった1冊。
重松清は、なかなか完読できない作家だったのだけれど、
これはけっこうすいすいと読み進めていけた。
歳とったってことなのかも…。
(基本、重松さんはノスタルジックだと思っているので)
でも、「死」をテーマした話って難しいね。
しらけずにちゃんと読めたし、胸に迫るものもあったけれど、
やっぱりどこか、冷めた目でも見てしまう。
それに、読んでてやっぱりたのしくないし。
好きか嫌いかという点で、減点しちゃった感じです。
『ワンちゃん』 楊逸
- 作者: 楊逸
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/01/11
- メディア: 単行本
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思ってしまったのだけれど、芥川賞受賞作よりずっとたのしめた。
日本人にとって興味ある題材を(といっても、中国人とのお見合い
結婚だけど)中国人の視点で描けるアドバンテージを
うまくいかしていたと思う。厳密には★3つ半くらいかな。
こむずかしいことを言わなくても、
ワンちゃんという、読み手が思わず応援したくなるような、
一生懸命生きてきたひとりの中国人女性の健気な
キャラクターがいきいきとしていて魅力があってよかった。
たくましくて、さびしい。そんな話。
収録されていたもう一編もやっぱり同じように
心がざらざらしてしまう話で、わたしはもう
楊逸はこれでおしまいかなという感じ。